香取慎吾「見てもらいたくて描いている」『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』3年ぶりの個展が開催！記者発表の様子をお届け！

香取慎吾さんの個展『WHO AM I　–SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』開催中。会場は、香取さんが10周年記念ロゴマークも描いている渋谷ヒカリエ。初の個展『NAKAMA des ARTS』2018年（パリ・ルーブル美術館）、『BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展』2019年（IHIステージアラウンド東京）に続く、国内約3年ぶり2度目の開催。完全新作をふくむ200点を展示、全国巡回するという。記者発表の様子をご紹介。

個展タイトル『WHO AM I』に込めた思いは？

12月7日からの開幕に先駆けて、報道陣向けの会見が行われた。司会はTBS外山惠理アナウンサー。
外山アナ　いよいよ開幕ですが今のお気持ちを聞かせてください。

香取　めちゃくちゃ嬉しいです。色々なお仕事をさせていただいているんですけど、絵っていうのは自分の頭の中に生まれたものをひとりでキャンバスだったり段ボール、画材も色々なんですけど、色々なものに頭の中に浮かんだものを描き込んでいく。常に人に見てもらいたくて描いているほうなので個展ができることが喜び。この日がとてもうれしいです。

外山アナ　今回のタイトル『WHO AM I』に込めた思いは？

香取　色んな顔のある慎吾ちゃんなので。そこが香取慎吾の面白いところでもあるので。WHO AM I、自分を客観的に見た時にこの人色んな仕事してるな、俳優の顔もあったり、歌手の顔もあったり、バラエティ、タレントさん、絵を描いているアーティスト、洋服のデザイナー。本当にいろんなことをやっているんですけど、自分でふと俺って何なんだろう、ポジティブなWHO AM Iもあれば、ネガティブな、皆さんあると思うんですけど。落ち込んだり嫌なことがあって下向いちゃった自分て何なんだろうも。そんな思いがすべて込められたタイトルになって。それで個展も闇の部分と光の部分とエリアを分けています。

これまで多く描いてきた「くろうさぎ」が立体化！

外山アナ　今回、「くろうさぎ」が絵から飛び出してきたみたいに立体化されていて。立体化しようと思ったのは？

香取　そうですね、可愛いから（会場笑）。今までもずっと絵に描いてきたり。出会いの始まりはそれこそ闇の部分だと思うんですよね。実際にいたんですよ、黒いうさぎがうちに。ぴょこぴょこぴょこぴょこすぐ隠れて。絵に描いてみたらいなくなったんですけど。それから自分の絵に登場するようになりました。絵にはたくさんいるけどその姿を見てみたいなと。会場の中に大きくシンボルとしていますけど、小さい子もいろんなところにいるんで、「くろうさぎ」に会えたら挨拶してあげてください。

この後の質疑応答では、前回展を受け、今回は白い壁に作品を展示してあるようないわゆる個展を目指していたが、黒い壁で真っ暗なエリアがあったりスモークがたかれていたりと違うところに行ってしまったと話す。その他会場では、『ミッドナイトスワン』の渋谷慶一郎さんによる、共鳴し合う音楽が流れている事など、さまざまな楽しみ方ができることを教えてくれた。照明やスモーク、音響さんなどとの打ち合わせも多かったそう。ほか、草なぎ剛さんや稲垣吾郎さんも来てくれるのでは、ということや全国巡回で福島での個展は2024年に予定していることなど語った。

200点の展示のうち100点は初お披露目。香取さんが作品を制作するところを捉えた映像も流れていたり、ふっとJANTJE_ONTEMBAAR（ヤンチェ_オンテンバール）の女の子がいたり見どころたっぷり。時間に余裕を持っていくことをおすすめします！

☑WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-

東京会場：渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールホールA　12月7日～2023年1月22日
渋谷区渋谷2－21－1　
平日12:00～19:00（最終入場18:30、金曜は12:00～20:00、最終入場19:30）
土曜11:00～20:00（最終入場19:30、2022年12月28日～2023年1月3日も同様）
日・祝：11:00～18:00（最終入場17:30）
※2023年1月1日は休館

今後の予定
大阪会場：グランフロント大阪（2023年4 月～予定）
福岡会場：福岡市美術館（2023年7月～予定）
石川会場：金沢21世紀美術館（2023年9月～予定）
福島会場：とうほう・みんなの文化センター（2024年3月～予定）

WHO AM I 公式サイト